はじめてのりゅうがく

うっかりした女子大生の台湾留学記です。

早起き鳥からフクロウへ

こんにちは!台北は毎日降り止まない雨+高くなってきた気温で湿気がすごいことになっています。冬が終わったら雨は止むと思っていましたが甘かったようです。さらに台湾にも梅雨はやってくるので湿気との戦いは終わることがなさそう、というか気温が高くなる分過酷になるのかな?恐ろしい...

さて、今日は新しい中国語のクラスについてお話ししたいと思います。前学期は初級一の朝のクラス(週3回、8:10〜10:00)でしたが、今学期は中級二の夜のクラス(週2回、18:30〜21:10)ということで、当然雰囲気も内容も全く違います。初級一は先生が主に英語で手取り足取り教えて(漢字は左から右に線を引くところから)、漢字の書き取りの宿題を出して...と中学校の英語の授業を彷彿とさせるものでしたが、中級二だと先生はずっと中国語で話し、文法や語彙を習うというよりもそれらを使って何かをすることが多く、今週は連想ゲームをしたり、それぞれの余暇活動を紹介したりしました。その際にトルコ人の子が言った耳慣れない単語が分からず、みんながぽかーんとしていたら先生がキツネ狩りだと教えてくれたのですが、キツネ狩りだと分かったら分かったでぽかーんとなりました。

私のクラスの先生は見たところ50代後半のベテランおばちゃん先生で、生徒たちが3時間集中力が切れないように考えてくれているので、毎回の授業はとっても楽しく、今考えると部首や簡単な文法の説明を聞くために、毎日7時半には起きていた自分はなかなか偉かったのではないかと思うほどです。宿題はない代わりに予習復習は必須ですが、日本の大学で中国語を学ぼうとしても、ガンガン話す授業はなかなかないと思うので、ちょっと背伸びしてこのクラスを選んで良かったなと思います。かなりペラペラなアメリカ人や語彙がすごく豊富なイラク人がいるので、前学期に結構嫌だった”日本人は漢字が分かるからずるい問題”はどこへやら。今学期の悩みはご飯を食べてから行っても授業が終わるとめちゃくちゃお腹が空いて、ついついおやつを買って帰ってしまうことです。

今日、友人がFacebookで現代日本社会においてもはや留学は意味がない、という趣旨の記事をシェアしていましたが、私は台湾に来なければ中国語を勉強しようとは思わなかっただろうし、「とにかく英語ができればスゴイ」世界でどんどん卑屈になっていくだけだったと思うので、就活などで意味があるのかないのかはさておき、来て良かったと思うので人それぞれだと思います。母語と英語以外にその他の言語が話せる人にたくさん出会って、いろんな国の訛りの英語を聞いて、英語がペラペラ=国際人のようなイメージは変わりましたし、別に日本人が特別英語ができない訳ではないことも知りました。あ、訛りといえばヨーロッパ文学の教授が独特のアクセントがあるのに早口でちょっと辛いです。いつか慣れるのかな... それでは、来週提出のヴェニスの商人についてのレポートもまだ全然書けていないので、今日はこの辺で。再見!