はじめてのりゅうがく

うっかりした女子大生の台湾留学記です。

はじめてだらけのシンガポール

お久しぶりです!昨日台北は数年ぶりの寒さで雪まで降ったそうですが、私はその頃気温約30度のシンガポールにおり、今日のお昼過ぎに帰ってきました。居住地の欄に日本と書かないのも、旅行会社のツアーなしの海外旅行も初めてだったので、出発のときは楽しみと不安が半分半分でしたが、帰る頃には「帰りたくな〜〜い」を連発するほど楽しい旅行になりました。台湾留学記という当初のテーマからはズレますが、今日はシンガポールのことについて少し書こうと思います。

そもそも私がシンガポールに興味を持ったきっかけは、英語と中国語がどういったバランスで使われているんだろうという素朴な疑問でした。行ってみたいなあとぼやいていたらたまたま同じことを考えている友人がいたので、冬休みに行ってみようという話になったというわけです。

実際に行ってみると、街中では英語と中国語だけでなくいろいろな言語が飛び交っていて、誰がシンガポーリアンでそうでないのかわからない状態でした。留学中は自分が非・台湾人であることを意識することが多く、その外部者感ゆえの気楽さはあるものの、一抹の居心地の悪さも否定できません。なのでシンガポールの内部も外部もわからない雰囲気は、少なくとも今回の5日間の滞在中はとても新鮮で居心地がよかったです。ちなみにホテルの部屋でみたテレビでは、CMは英語と中国語が半分ずつ程度の割合で、地下鉄のようなMRTの表示は4ヶ国語でした。

帰りたくない病に拍車をかけたのはご飯の美味しさです。有名なチキンライスをはじめとしたシンガポール料理から、インド料理、中国料理、マレーシア料理とどれもとても美味しく、割と少食な友人に食べっぷりがいいねぇと感心されました。暑い中たくさん歩くとお腹が減るんですよね...暑い気候のためかさっぱりしたものが多かったのもうれしかったです。

マーライオン、かの有名なマリーナベイサンズの展望台、ナイトサファリなどのTHE・観光はもちろん、モスクに入ってみたり、たまたま一緒にバスを逃したフランス人の美女二人とタクシーを相乗りしたり、お土産やさんでインド人のおじちゃんとお話ししたりと旅行ならではの経験もたくさんできた充実した5日間でした。また英語と中国語ができるといろいろと幅が広がることも実感したので、次の学期も頑張りたいです。

帰りの出国の際にセーターの下にTシャツを5枚着て荷物計量に備えていたのですが、計量しないまま搭乗となり拍子抜けしてしまいました。搭乗手続きは永遠に慣れることができない気がします。次にまた冷や汗をかくのは5ヶ月後に日本に帰るときかなぁ、なんて思うと不思議な気分です。それでは今日はこの辺で。再見!