はじめてのりゅうがく

うっかりした女子大生の台湾留学記です。

I miss you 年越しそば

タイトルは3秒で考えました。作詞家にはなれなさそうです。

クリスマスも終わり日本は一気に年末、新年ムードでしょう。台湾はというとまだクリスマスツリーが出しっぱなしで、なんだか気が抜けてしまいます。いつまで出しっぱなしなのか気になるので注意して見ておかねば。

日本にいた頃はバイトに明け暮れていたクリスマスですが、今年はドイツ、フランス、チェコ、アメリカ人のクラスメイトと炊飯器でホットワインを作ったり、台湾人の友達と台北101のクリスマスツリーを見に行ったりと普段できないことができて楽しかったです。そういえばいろいろな人に「日本人ってクリスマスにケンタッキー(KFC)を食べたがるって本当?」と聞かれて初めてこれが日本にしかない習慣なのだと知り、軽くショックを受けました。てっきりクリスマスバーレルは世界共通だと...

さて今日は今年ももうすぐ終わるということで、ちょっとしたまとめとして3ヶ月半経った今思う台湾留学の良いところをいくつか書いていきたいと思います。

・外国人留学生と「クラスメイト」になれること

平日の毎朝2時間顔を合わせて、一緒に授業を受けていれば、恥ずかしがり屋さんでも友達はできますし、語学の授業は会話練習がつきものなので、家族構成やら自国の様子やらをお互いにたどたどしい中国語で話していると自然と仲良くなれます。中学校、高校の英語の授業中も時には日本語でおしゃべりをするように、時間が余れば英語で雑談することもあります。私は英語を話すのも会話をもたせるのも苦手(日本語でもコミュ障)ですが、ある程度相手のことも分かっていると話題も選びやすいですし、たまに英語に詰まっても知りたいこと、伝えたいことがきちんとあればなんとか乗り切れます。最初は英語を練習しなきゃ、という気持ちで話しかけることもありましたが、最近は単純に他の国や誤解だらけの日本についての話を聞くのが楽しいからこそ英語をもっと頑張ろうという気持ちになれます。私の場合は大学の専攻が英語なので否が応でも頑張らなきゃいけないんですけどね...

・日本語を改めて見つめ直す機会になること

これは付き合う友達によると思いますが、私の場合は渡台時の中国語能力がほとんどゼロだったため、自然と日本語を勉強中の台湾人と知り合うことが多くなり、中国語と日本語と、それでも通じなければ英語でコミュニケーションをとることになりました。もうかなり日本語が上手な子も多いのですが、そういう子からの質問はたまにどきっとさせられます。中日英語を駆使してなるべく分かりやすく伝えようとするのですが、これがなかなか難しいです。中でも一番緊張したのは「卒論で日系企業の著作について紹介するために掲載依頼書を送るから、その日本語を添削してほしい」というお願いでした。電子辞書も使いその子の伝えたいことが誤解なく伝わるように、正しい敬語で文章を組み立てるのは結構大変で、終わった後はどっと疲れました。それでもやっぱり日本語って面白いなぁと改めて思わされる日々です。

この他にもご飯が安くておいしい、基本的に親日国家、文化が独特、台湾訛りの中国語は可愛らしい、などなどいいところはたくさんあります。残り約半年でもっともっと見つけられたらいいなあ。

それではテストも近いのでこの辺で。皆様良いお年を!