はじめてのりゅうがく

うっかりした女子大生の台湾留学記です。

美味しい授業の時間...?

こんにちは!今年も残すところあと十日ですね。台北は平日の東京並みの寒さから一転し土日は少し暖かくなり、更に天気予報によると火曜日には25度近くなるそうで、台湾人も今年の天気はちょっとおかしい、と困惑気味です。

さて、今日は先日紹介しきれなかった朝ごはんにもなる小吃 (xiao chi=おやつ)について、ついでに学校での食事についても少し触れたいと思います。

私の最近のお気に入りは蔥抓餅 (cong zhua bing)。こちらは前回紹介した蛋餅のような生地にネギを混ぜ込み、外側がパリパリになるまで焼いたものです。外はパリパリ、中はもちもちというみんなが大好きな食感の組み合わせ、くるっと巻かれて袋に入っている食べやすさ、約100円程度という値段の安さから、朝中国語の教室に行くと国籍を問わず誰かしら食べていると言っても過言でない人気です。ま、教室の近くで売っているのも理由のひとつなんですけどね。

こちらでは朝昼ともに教室でご飯を食べるのは普通のことで、講義形式の授業だと先生の話を聞きながらもぐもぐ...なんてこともよくあります。というのも、少なくとも台湾大学は日本のように決まった昼休みがなく、常に授業の間は10分、もしくは20分間の休みしかありません。広い広いキャンパスの中を移動したらもう授業は始まってしまいます。(物理的に絶対間に合わないだろ...という場合も)そのためか、キャンパス内ではあちこちでお弁当が売られていますし、多くの先生は遅れて教室に入ってくる人に対しても、食事についても寛容です。食べてもいいけど臭豆腐はやめてね!と冗談っぽくおっしゃる先生も。9月に初めて講義室に入った時、右からチャーハン、左から水餃子、前からワッフルの匂いに囲まれてすごく戸惑ったことを覚えています。個人的には食べながらだと居眠りせずにすむのでとても助かりますけどね。

さて続いては饅頭 (man tou)です。日本でお饅頭というと小ぶりで中にあんこが入っていますが、台湾では肉まんの生地で基本的に中身がないものを指します。生地に練り込まれるのは芋頭 (yu you=タロイモ)、ゴマ、黒糖、クランベリーやナッツ類など様々ですが、朝ごはんの定番は卵を挟んだものです。

台湾の朝ごはんは卵を使ったものが非常に多く、卵好きの私には嬉しいところ。ただ、おそらく台湾に卵を冷蔵保存する習慣がないため、生卵、半熟卵はほとんど見かけず、日本系のラーメン屋さんにでも行かない限り、煮卵はほとんど全て固ゆで。また日本ではあまり見かけないピータンはどこのお店にも大抵お豆腐と一緒に皮蛋豆腐 (pi dan dou fu)として置いてあります。

台湾の小吃は全て紹介しようとしたらきりがないので、気が向いたらまたシリーズとして追加するかもしれません。食べ物に関しては、漢字でなんとなくわかるかな?と思ってもなかなか厳しい印象ですが、頼んでから出てくるまでのどきどきもまた一興...

私は今月24日と30日にプレゼンテーション、1月5日に期末試験(順次追加の可能性あり)というスケジュールのために寂しいクリスマス&年越しになりそうですが、せっかくなのでカウントダウンに繰り出したいところ。どうなることやら...それでは再見!Wish you a merry Christmas♡