はじめてのりゅうがく

うっかりした女子大生の台湾留学記です。

3ヶ月経過報告

こんにちは〜台湾に来て3ヶ月が経ちました。中国語は進歩している実感と、もう実質半年しか残っていないという焦りと半分半分というのが正直な感想です。進歩といっても、3ヶ月前は限りなくゼロに近かったから期待のハードルが低いだけだろ!と言われると反論できませんが...

具体的に言うとクラブなどで「外国人の私」に向けて話されていることは聞き取れますが、店員さんの話はほとんど分からないので、日常生活には支障ありまくりです。先日薬局で話しかけられたものの「カード」という単語しか聞き取れず、学割が利くのかな?と学生証を出したらポイントカードの有無を聞かれただけでした。恥ずかしー!旅の恥はかき捨てじゃ、と言い聞かせて部屋にこもらないようにしたいです。

それでも語彙が増えて拾える単語が増えてきたので、ネイティブの会話からコツを盗めるようになってきたのは嬉しいです。あと以前は日本語字幕で見ていた台湾のドラマを中国語字幕でもなんとかストーリーが追えるようになったり。(台湾のドラマは展開がベタで助かります)今長澤まさみが中国語でお芝居をしているドラマ(CHOCOLAT)を見ていますが、一話では私が聞いてもカタコトだな〜とわかるほどだったのに五話まで進むと随分上手になっていて、女優さんはすごいなと改めて思いました。

そして、ちょっと耳が慣れてきたことによる問題が、自分の発音が汚くてストレスが溜まるということ!本当に!教科書の音読など読むことに意識していればそれなりにきちんと読めるのですが、会話だと文を組み立てるのに精一杯でもう発音はめちゃくちゃ。未だに通じないことも多いので、当面の課題は発音練習です。あとは聞き返されても折れない心ですね。英語も中国語も、聞き返すときは「ハァ?」です。喧嘩を売っている訳ではなく、日本語で言う「えっ?」のようなものらしいので、旅行のときなどに「ハァ?」と言われてもめげずに、大きな声でもう一度言ってみましょう。わかっていても混んでいるお店でおばさんに「ハァー?」と言われると怯みますけどね...営業スマイルは日本にしかない概念なのかな。

英語に関しては、講義を一人で受けているため、聞き逃したら単位を落とすという危機感のおかげか、昔から苦手だった「聞きながら書く」という作業にようやく慣れてきました。また自分の語彙不足に今更気がつき、中国語を英語で調べて意味が分かるかチェックしたり(これがまたなかなか難しい)授業で買わされた厚さ6.5cm、日本円にして約5600円、多分頭に投げつけたら人を殺せるであろう英文学大全を夜にちまちま読んだりしています。英語で読書というとそれだけで頭が良くなった気がしますが、実力に結びついているのかはよくわかりません。

いろいろ書きましたが、期末テストは確実に忍び寄ってきているし、さすがに少し寒くなってきたので風邪をひかないのが一番の目標です。言葉がわからないまま治療されるのが一番怖い。皆さんもお体にお気をつけて!それでは再見!