はじめてのりゅうがく

うっかりした女子大生の台湾留学記です。

理想のマイホーム

こんにちは!2015年という響きにも慣れてきたのに、あと1ヶ月足らずで終わってしまいますね。のんきな私は1月に掲げた抱負をすっかり忘れていて、今日記を遡って確認してみたら「バイトを辞める」(2014年は辞めますと切り出せなかったので)しか達成できていませんでした。目標もなにも物理的に辞めざるを得なかっただけですが、何も達成できないよりはマシかなと思っておきます。日本にいた時は比較的たくさんバイトをしていた方だったので、今のバイトはない、授業も少なく、暇な時間が多くあるのが嬉しくてついだらだらしたくなりますが、時間は有効に使わねば...

この前の中国語の授業でちょっと面白い話が出たので忘れないうちに。今教科書で家に関する文章を扱っていて、そこで先生が生徒ひとりひとりに理想のマイホームに求める条件を一つ、順番に聞いていきました。「お花が好きだから広いお庭」という可愛らしい答えから「プール付き」などというバブリーなものまでありましたが、一人の日本人の女の子が「トイレとお風呂が別々であればなんでもいい」と言うと、台湾人の先生は「あ〜湿度が高くなるものね〜」との反応。湿度の問題かな?とは思いましたがとりあえず黙っていると、先生が「でもトイレとお風呂が別だと不便じゃない?お風呂に入ってからトイレに行きたくなったらどうするの?」と聞いてきました。「先にトイレに行ってからお風呂に入るので問題ないです」と私が答えると、「そしたら2回服を脱がなきゃいけないじゃない!」

...確かにトイレからお風呂まで服をきちんと着ずに向かおうとして家族に怒られたことは何度かありますが、その一手間が生まれようとも私はお風呂とトイレは別がいいです。それにしてもウォシュレットが普及していない台湾で、冬に裸でトイレに入るってなかなか苦行だと思うんだけどな。先生が日本のトイレを表すときに「特別 (te bie:意味は日本語と同じ)」という単語を使っていたのも面白かったです。音姫にも温かい便座にもすっかり慣れてしまいましたが、なくなるとその偉大さ、特別さが身にしみます。帰ったらちゃんとトイレからお風呂までしっかり服を着て移動しよう。2016年の目標のひとつにします。

最近ようやく他の国からの留学生たちとも仲良くなれてきたな〜と思っていたら、一学期留学の子はあと約1ヶ月で帰国だと気がついてびっくり。ヨーロッパから来ている人は一学期留学が多い印象です。授業中にさりげなく面白いことを言ったりしてムードをつくるのが上手い人が多い分、いなくなると寂しくなりそう。ああいう風にさらっと気の利いたこと言えるようになりたいなとよく思います。それでは再見!