はじめてのりゅうがく

うっかりした女子大生の台湾留学記です。

そもそもハロウィーンとは何ぞや

こんにちは。世間はハロウィーンですかね。台湾ではおしゃれで若者向けのお店はハロウィーンの飾りをしたりしていますが基本的には日本よりも盛り上がってない印象を受けます。私は都内の大学、しかも西洋文化大好きな外国語学部に通っていたので、環境の差も大きいかもしれません。でも台湾人の先生曰く、日本と同じように年々広がりを見せているようです。そのうち渋谷みたいに、台北が仮装した人たちで溢れかえったりするのかなあ。ちなみに中国語では萬聖節前夕と言います。11月1日のAll Saint's Dayが萬聖節(日本語では諸聖人の日)なので、その前夜という訳です。...なんて言っていますが、恥ずかしながらこれを書くために調べるまで、諸聖人の日なるものの存在を知りませんでした。漢字だと「なんでこの漢字?」と思うのできちんと調べるいいきっかけになるかも。

もちろん音だけを当てはめた単語もあります。先日「派對」(對は対の旧字体)という単語を見て、派閥とかそういう意味かな?と思ったらパーティーの意味でした。(ピンインで書くとpai dui)漢字の読み方は日本語の音読みと同じだったり、似ていたり、まったく違ったりとそれぞれなので、結局全部覚えるしか道はなさそうです。

渡台したての時のように「はい・そうです」という意味の「對」を言おうとしてなぜかフランス語で"Oui"と言ってしまうことはさすがになくなりましたが、最近は頭の中で中国語と英語がよく衝突事故を起こします。特に英語を話している時に発音が英語っぽい中国語の単語が出てくることが多く、多言語話者の頭の中は一体どうなっているんだと不思議に思う毎日です。第一言語が英語でない国に行くと決めた時点で覚悟はしていたので、気長に頑張ります。

そして外国語を知れば知るほど、日本語って不思議な言葉だな〜と思います。昨日も台湾人の日本語の作文を添削している時、その場にいた日本人三人の修正案が異なり全然まとまらないということがありました。外国語を勉強して他人に意味が伝わるのも楽しいですが、意味だけでなく語感までじっくり考えて日本語を書く楽しさは何にも代えがたいです。とは言っても今の所同音異義語パラダイスの中国語は伝わるレベルに達していないので精進します。発音難しい!ひ〜!それでは再見!