はじめてのりゅうがく

うっかりした女子大生の台湾留学記です。

1ヶ月経過報告

台湾に来てから1ヶ月が経ちました。いや〜濃い1ヶ月でした。実は3ヶ月経ってました〜と誰かがドッキリ大成功の札を持って現れてもすんなり受け入れられるほどです。ちなみに今日は年内最後の祝日です。12月に冬休みがないなんて...

さて、日本では週に1度90分の授業を受けただけ、夏休みはほとんど触れていなかった中国語が1ヶ月でどれくらい伸びたのかというと、「今日暇だったら一緒にご飯食べに行こう」と友達を誘ったり、「◯◯に行ったことある?どうだった?」と聞くくらいはできるようになりました。漢字を見ればだいたいの意味が分かることも多いので、一番困るのはリスニングです。明らかに外国人、という見た目ではないためお店の店員さんは早口でバーっと話してくるので、困った顔をしていると「あ、日本人?」みたいなリアクションを取られます。観光客慣れしていてぱっと見で日本人と判断し、ゆっくり喋ってくれると分かるときもある、という感じ。それでも、来たときは時間もろくに言えないほどだったので、注文が一度で通じたり、ちょっとしたことでも聞き取れると心の中でガッツポーズをしています。

日本にいるときは、正直中国語ってやっぱり響きが好きじゃないなぁ〜となかなか勉強のやる気が起きなかったのですが、周りの人が何を話しているのか知りたい、会話に加わりたいという気持ちがモチベーション維持に大きく貢献しているように思います。また噂には聞いていましたが台湾の中国語、台湾華語は響きが可愛らしいです。第二外国語を選ぶときに真っ先に候補から外した中国語を今必死こいて勉強しているなんて、人生何が起こるかわからないものですね。

中国語以外の授業で一番楽しいのは音楽学の授業で、日本語の文献を読み現地の学生は中国語に、唯一の日本人である私は英語に翻訳しています。教授は日本人なのですが日・英・中を使いこなし、聞いたところによると韓国に長く住んでいた経験もあるとか。台湾大学は優秀な人が集まる分、経歴も変わった人がたくさんいて、人生いろいろだなぁ〜と改めて思います。「空気が読めなくて日系企業を辞め、MBA取りに来ました!」なんていう人も。ちなみに彼は6ヶ国語が話せるオランダ人です。

あと、これは私以外の日本人学生も言っているのですが、意外と群れない日本人、意外と群れる西洋人という印象を受けます。友達を増やそうと思ってはいるのですが、出来上がっているグループに突撃するのもなかなか難しくてちょっとイメージと違うな〜と。(英語が100%聞き取れる訳でもないし)まずは中国語のクラスメイトの子たちともっと仲良くなりたいです。

そんな訳で、1ヶ月経過のご報告でした。授業がだんだん忙しくなってきたので不安はありますが、今月は台湾人の友達が温泉に連れて行ってくれる予定なので、それを励みに頑張ります。ではでは再見!