はじめてのりゅうがく

うっかりした女子大生の台湾留学記です。

はじめての中秋節

こんにちは〜ただいま台風が近づいており寮に缶詰め状態です。歩いて2分のところにセブンイレブンがあるので食べ物には困りませんが、せっかくの貴重な中秋節の祝日なのにどこにも行けないのは残念です。

台湾大学には留学生一人一人にチューターをつけてくれて、出発前から到着後までいろいろと面倒を見てくれる素敵な制度があります。そして今週の土曜日は私のチューターの子が中秋節のバーベキュー(前の記事で触れたので説明は割愛)に誘ってくれました。なんと高校時代からの仲良し4人の集まりに混ぜてくれるとのこと!日本にいたら絶対お断りする状況ですが、何事も経験だと思い参加させてもらうことに。

当初は一人の子のお家の屋上で決行予定だったのですが、天気が不安定なため室内でやることに。その子のご両親は別の集まりに参加しているとのことで、女子5人でわいわい烤肉(中国語で焼肉の意味です)をしました。チューターの子以外はあまり英語が得意でなく基本的な会話は中国語なので、内容は半分程度しか分かっていないのですが、幸いテレビでセーラームーンなどの日本の昔のアニメが字幕付きで放送されていたため、話題に困ることはありませんでした。

そして台湾の女の子たちはよく食べます。19時頃に始めて牛・豚・鶏肉から野菜、豆腐、卵、海老、鮭、イカ...と食べ進め、最後にマシュマロを焼きヨーグルトやフルーツまで食べて23時。おしゃべりや片付けも間に入ったとはいえ4時間も焼肉をしたのは初めてで、よく食べる方だと自負していますが最後のヨーグルトは辞退しました。

それにしても初対面の外国人を仲良しの集まりに入れてくれて、分け隔てなく接してくれる台湾ガールズの懐の深さに感動しました。中国語の勉強を頑張って会話が聞き取れるようになりたいと強く思うと同時に、同世代の子といたおかげで相槌だけやたらと上手くなった一日でした。

そんなほっこりした気持ちで駅に向かうと、なんと道端、お店の前、駅の入り口の脇などの至るところで人々が肉を焼いていてるではありませんか。台湾では中秋節の普通の光景らしいです。街全体が煙と焼肉の匂いに包まれる十五夜とはなんとも不思議ですが、日本ではできない体験ができたと思います。

本当は日曜日も寮の方でバーベキューの予定だったのですが、そちらは政府から河原解放禁止令が出て中止になり、私は二日連続焼肉とはならずに済んで少しホッとしました。

明日からまた7時起きの日々が始まるのでげんなりしておりますが、今日はこの辺で。再見!