はじめてのりゅうがく

うっかりした女子大生の台湾留学記です。

9ヶ月経過報告

こんにちは。こちらはさすがに前回の更新以来37度はありませんが、それでも毎日暑い日が続いており、いたるところにドリンクスタンドがある理由を身にしみて感じています。

端午節の連休1日目、私は隣町の朝市に行ってきました。台湾というと物価が安いイメージがありますが、果物などは普通にスーパーで買うと結構いいお値段だし、私は日本ではなかなか見られない朝市が面白くて好きなので(臭いけど)わざわざ行ってきたわけです。朝市は売り手、買い手ともに年齢層は高めなので、中国語ではなく台湾語が飛び交っていてちょっとひるみましたが、スーパーの約半額でグアバが買えたので満足です。グアバは台湾に来るまで親しみのないフルーツでしたが、歯ごたえがあって美味しいのでよく食べます。

そうそう、先月末にチューターの子に誘われて「城市浪人」という台北市内で主催者の課す30個の任務を達成するイベントに参加し、東南アジアから来た外国籍労働者の人に話を聞いたり、お世話になってる朝ごはん屋さんにお手紙を渡したり、人生初のフリーハグをしたり、と恥ずかしがり屋で目立つことが嫌いな私には修行のような任務を、友人と協力してこなしました。一応チームごとの試合のようになっていて、先週表彰式があったものの、時間が足りずすべての任務を達成できなかった私たちは、特別賞にも引っかからず手ぶらで帰ることになったのですが、恥ずかしかったことも含めて、滅多にできない経験ができ、帰る前のいい思い出になりました。(もう一度やりたいとは思いませんが...)何よりカタコトの中国語しか話せない私を誘ってくれたチューターの子に感謝です。

さて、台湾に来て9ヶ月が経過したと同時に、帰国まで3週間ちょっととなりました。つまり月ごとの経過報告もこれが最後ということです。帰国日が近づくということは期末テストが近づくということでもあるので、なんとなくそわそわと落ち着かない日々です。台湾の祝日についての授業の期末レポートの字数制限が最低2000字で、そんなに長い文章を今まで書いたことがないので心配です。1000字でもひいひい言ってたのに!

台湾は日本の大学に比べて授業の期間が長く、必然的にテストの範囲も広くなるので大変です。私の大学は確か1学期15週間だったと思うのですが、台湾大学は18週間で、一回の授業時間も長めです。ヨーロッパ文学の授業は中間で爆死した分、期末は頑張らなきゃ... ということでこの連休は毎日出かけるわけにはいかないのですが、今までの失敗パターンとしては、バイトがないから時間がたくさんある気がして、余裕をぶっこいて最後の最後で痛い目を見るというのが多かったので、敢えて忙しくしてメリハリをつける作戦でいこうかと考え中です。それにしても日本にいた時の手帳を見ていると、よくこんなにたくさんの予定(主にバイト)をこなしていたなと我ながらびっくりします。

そんなわけで、テストも遊びも悔いなくできるように頑張ります。それでは再見!