はじめてのりゅうがく

うっかりした女子大生の台湾留学記です。

8ヶ月経過報告

こんにちは!ご無沙汰しています。テストが終わってから、出不精な私にしては珍しくほぼ毎週末出かけていて、前学期、台湾の美術館の歴史についての授業を履修していたにもかかわらず行っていなかった故宮博物院にもようやく行ってきました!...が、なんと有名な白菜の石は台南に、お肉の石はアメリカにあるということでどちらも見られませんでした。それでも世界史の教科書に載っていた陶器や、チベット仏教の美術品など、珍しいものも見られたので満足です。ちなみに誰に聞いても土日は避けろと言われたので、月曜日の夕方に行ったのですが、それでも8歩あるけばツアー団体に当たる、という感じでした。いろいろな団体の説明を盗み聞きしつつ周るのもなかなかオツな体験でしたが、あんまり美術に興味がないけど有名だからと行ってみて、これ以上の騒々しさだとがっかりするかもしれないなぁと思いました。週末に行かれる方は要注意です!

さて、台湾に来てから8ヶ月が経ちました。中間試験も終わって、本当に残された時間は少ないのだなぁ〜と思う日々です。中国語は、最近発音練習(教科書のCDを聞いて真似をする、いわゆるシャドイングです)の効果が出てきたのか、初対面の人に発音を褒められることが増えて嬉しいです。ただし、普通に喋っても大丈夫と勘違いされ、だだだだだと話されて「あ...ごめん...もう一度、ちょっとゆっくりめで...」とお願いするのがお決まりなのでまだまだですね。あと会話は焦ってしまって語順がぐちゃぐちゃになってしまいがちなので、落ち着いて話せるようになるのが目標です。

英語は、クラスメイトとの会話もほとんどが中国語になった影響で、話す機会は減る一方ですが、インプットだけはせねばということで、単語とリスニングだけは細々と続けております。日本にいた時は純ジャパをこじらせて半分英語嫌いになり、英文学のウィキペディアなども必ず日本語を選択して読んでいたので、マイナスからは抜け出しましたが、授業の度にまだまだだなぁと思います。どの言語もですが、文学や教科書に出てくる語彙と日常会話の語彙が違いすぎて気が遠くなりますね。果てしない...

勉強はざっとこんな感じです。他には、日本のビジュアル系バンドのファンの台湾人に歌詞の意味を聞かれて冷や汗をかいたり("ラム酒の海に沈む太陽"って何....)一か八かでスパゲッティを注文したらやっぱり麺はやわやわ、ソースはしゃばしゃばで悲しくなったり、外で5分間立ち話している間に24箇所ノミに脚を刺され、痒さで気が狂いそうになったりしながら、毎日元気にやっております。ちなみに台湾で膝から下を集中攻撃されて、赤く腫れて尋常でない痒さだったら犯人は蚊ではなくノミかもしれません。十分冷やした後、薬を塗り、掻けないように絆創膏を貼ると3日ほどでおさまりました。

とんだハプニングもありましたが、友達も増えて日々それなりに楽しいのでオッケーということにしておきます。今週末は日本から友人が来てくれるのでそれも楽しみです。それでは今日はここまでで再見!